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定時評議員会 理事長あいさつ

2021.6.30

今日は、評議員会固有の役割である理事・監事の選任についてお諮りするとともに、新型コロナ感染症で明け暮れた2020年度の法人事業活動・決算・財務状況のご報告と、それに対する独立会計監査人と監事会からの監査結果について報告をしますので、忌憚のない審議のほどよろしくお願いします。

4月下旬に始まった緊急事態宣言は解除されましたが、このところ首都圏での新型コロナの新規感染者数は下げ止まり傾向となり、専門家からは第5波への警鐘が鳴らされています。それでも、菅政権はワクチン接種を加速させつつ、宣言解除で東京五輪に向けた祝祭ムードを高めて地ならしをしようとする考えのようで、感染再拡大を加速させるリスクを抱え込んでいると言えます。

神奈川県も競技会場や事前合宿場所の提供で五輪とは無縁ではなく、五輪関係者への検査や隔離期間の甘さなどから感染防止策に大きな穴が指摘されていますので、神奈川でも遠からずリバウンドが来るのではと今から懸念されています。病院には通常医療にコロナ感染者対応、ワクチン接種に五輪対応が重なって過重負担が予想さます。この問題については、神奈川民医連が野末会長を中心に「オリンピック県内協議の開催中止を求める声明」をだしています。ぜひ、お手元の資料を参考にしてください。

それでは評議員会を開催いたします。