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第3回(6月)理事会あいさつ

2017.6.19

開会挨拶:
先日の汐田総合病院の「ふれあい健康まつり」には主催者事務局の発表では2000人を超える参加者があったとのことで、ご協力をいただいた理事構成団体の方々にはこの場を借りて御礼申し上げます。今日の当日資料には、地域の方で、今その特異的スタンスで話題沸騰中の読売新聞 地域版「ほのぼの@タウン」リポーターの方がレポートした新聞記事を準備していますので、当日の様子を振り返るために参考までにお目通しください。この記事は大変ほのぼのとしたいい記事です。沢山の方々が参加してくれたこの「ふれあい健康まつり」を通して改めて確認できたことは、医療・福祉・介護といったものは、まちづくりのための確かで、大きな一つの資源になりうるものであって、この資源を用いて「安心して暮らせるまちつくりをデザインする」ことが私たちの究極の目標であること、法人ビジョンの確かさでした。目標に向かって、元気な職員の力を貴重な資源、推進力にして、理事会がしっかりと舵取りをしてゆきたいと思います。

さて今日は、公益財団法人としての2016年度決算及び事業報告を正式に確認し、議決するための理事会となります。今日確認された中身は、監督官庁である神奈川県に報告されるわけですが、決算や事業の妥当性・透明性を担保するために外部の会計監査人からの監査報告も受け、それを踏まえた監事の評価と報告も受けることになっています。そうした2重の監査結果を2週間後の定期評議員会へ報告する運びです。考えれば大変煩雑な組織運営を行っていることになりますが、それも公益事業という社会的にたいへん重い事業を営んでいる代償でもあり、改めて当法人の社会的存在意義を再確認する作業でもあります。この点では、我々の法人運営は霞が関の文科省や財務省より確実に透明性が高いと自負してよいものです。今月は評議員会を挟んで2回の理事会がありますので、ご協力をよろしくお願いいたします。

閉会挨拶:
2016年度の正式な決算と事業報告を第3者機関、監事団から承認を得ることができました。これを2週間後の評議員会に報告したいと思います。
国会では18日に会期末が迫る中、「内心」を処罰対象にする、思想信条の自由を保障した憲法に違反する「共謀罪」法案の審議が緊迫しています。憲法9条改悪を宣言し、森友学園や加計学園問題で明らかになったように行政や国政を私的に歪めて運営している可能性が高い現政権が、この「共謀罪」法案を手にした時にはどのような社会になるか、空恐ろしいものがあります。つい一昨日に「憲法改悪反対、共謀罪廃案、加計・森友疑惑究明」で一致した4野党に頑張ってもらい、国会外からの声も一層大きくしてゆきましょう。