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定時評議員会(6月)理事長あいさつ

2017.7.03

定時評議員会にお集まりいただきありがとうございます。公益財団法人横浜市勤労者福祉協会評議員会の最大の役割は、法人運営に預かる理事会役員を選任することにありますが、今年度は交代役員の選任、定款変更が主要な決議事項で、あとは2016年度の事業報告と決算の報告が中心になります。

さて、2016年度決算を概括的に述べますと、2015年度と比べて大いに経常利益が改善しており、その背景は監査報告書にもあるように、病院診療所をあげての経営努力が実った結果です。一方で経常費用の中に占める人件費の一貫した上昇があり、長期的な視点での対応の必要性も指摘されています。いずれにしましても、当法人はその時々の医療社会情勢をしっかりと分析し、主体的力量と地域情勢を勘案しながら、継続的な経営改善努力を積み重ねて今日を築いてきました。2017年度の事業計画の中にも法人経営の姿勢や方向性が見て取れることと思いますので、報告をご理解の上、忌憚のないご意見をいただければと思います。国政の場では、疑問や疑惑に頬被りしたり議論を封じて力ずくの採決を行うような、常軌を逸した運営状況がありました。決して許すべきことではなく、またそれと比較するのも憚られることですが、我々の法人運営においては耳の痛いご意見もしっかりお聞きしなければいけないと思っています。

本日の評議員会、よろしくお願いします。